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2006年7月13日

Flash Creative Technique - vol.51
FLVPlaybackコンポーネントを利用したビデオ再生アプリケーションの作成(後編)

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web creators 2006年8月号web creators 2006年8月号の「Flash Creative Technique」は前回の続きで「FLVPlaybackコンポーネントを利用したビデオ再生アプリケーションの作成」(後編)になります。

サンプルコンテンツできあがりのサンプルはこちらをクリック。

前回解説した前編では、Flash Professional 8から導入されたFLVPlayback Custom UI を使い、FLVPlaybackコンポーネントをカスタマイズしました。後編ではFlashとXMLを連携させて、FLVファイルとカテゴリーを管理し、UIコンポーネントのスクロールペインにFLVの一覧を表示するメニューを作成し、さらに完成度の高いFLV再生アプリケーション作成の手順について本誌では解説しています。ブログでは今回のテーマとその背景について少し語ってみたいと思います。

Flashは非常に幅が広いツールに進化しましたが、ハヤシカオルが個人的に思うに、今後の大きな方向性として、Flash単体で何かを作るというよりかは、外部のリソースとうまく連携させていく方向性でさらに進化していくのではないかと考えています。例えばAdobeはPDFで有名なAcrobatやムービーエフェクトツールとして名高いAffter Effects、そして強力なPhotoshopなどの開発元です。旧マクロメディアの製品群と従来のAdobe製品を組み合わせて何かできないかと、やはり期待したくなるわけです。

一方で最近のウェブテクノロジーに目を向ければ、RSS, XSL, RDF, さらにAjaxなどが非常に注目されています。これらの技術に共通するもの、それはXMLです。一切の無駄をそぎ落としたデータの構造のみを記述したフォーマット。それがXMLです。そのシンプルさとユニバーサル性(システムや言語の違いを克服しやすい)ゆえに、ウェブにおけるデータのやりとりと相性がいいわけです。

いちおうFlashの連載なので、Flashを主役にしたテーマをあれこれ考えるわけですが、Flash + 何か別のテクノロジーに、最近の個人的な興味が向いているせいもあって、何と連携させるかを考えるわけですが、どうしてもFlash + XML に行きつきます。他の技術、例えばFlash + PHP、Flash + PHP + MySQLなんてのもありですが、サーバーサイドスクリプトやデータベースが出てくると、かなりFlashから離れてしまうわけです。以前にFlash + PHP + sharedObjectを使って、Flashによるお問い合わせフォーム作成[vol.46]をテーマに書いてみたこともあったのですが、PHPに関する解説が紙面のスペース上、割愛せざるをえなくて、不完全な解説になってしまい反省したことがあります。なかなかまとめるのは大変なんです。あれも前編・後編に分ければよかったかなと今にして思います。

その点Flash + XML は非常に解説しやすい。XMLを吐き出すシステムはいろいろありますが、とりあえず手書きでXMLを作成することができます。さらに外部テキストファイルからの変数の読み込みよりは、ずっと複雑な構造を記述することができます。Flashに読み込む手間はプログラム慣れしていない方はfor文とか配列とかが出てくるので、最初は大変かもしれませんが、それさえ使えれば(理解するに越したことはありませんが、理解は必須ではありません。要は使えればいいわけです。そのうちなんとなく慣れとイメージでわかるようになります。プログラムなんてそんなもんです。)XMLをFlashに読み込むことができます。すると何が起きるかというと、あれこれに応用が利くわけです。やや大げさに言うと、Flashと外部世界との対話が始まります。必要なデータは、XMLでやってきます。最近のウェブテクノロジーはだいたいにおいてそうですが、Flashもそうなるでしょう。ネット上の重要な情報はタグ付けされてXML化していくのではないかと、私は思います。Flashもおそらく無関係ではいられないでしょう。そのうちFlash自体がオープンソースのようになってXMLで作られたりして。

非常に前置きが長くなってしまいましたが、今回作成したサンプルも表のテーマはFLVPlaybackコンポーネントですが、XMLとFlashをどう組み合わせればいいか(あるいはFlash + XMLで何ができるか)が、裏テーマになっています。ただ正直言って、FlashのUIコンポーネント、それはつまりスクロールペインですが、これがなかなか言うことを聞かなくて(笑)、だいぶ苦労しました。Flashも完成度は高いのですが、ちょっとしたデータを読み込もうとするとまだまだ甘い部分があります。特にUIコンポーネントがらみにおいて、まだまだ満足できない。参考になるサンプルもまだまだ不足していますし。Firefoxのようにはなかなかいかないです。

ところで話は変わりますが、クールなムービーを作れる方、コラボしませんか?ムービーの配信システムは私がFlashで作ろうかなと思います。クールなムービーの作品(実写系、3DCG系、VJ系OK。自分の作品に自信があることが条件です)をお持ちの方は、ハヤシカオル・コラボレーション係までお問い合わせください。左のナビの[お問い合わせフォーム]からどうぞ。

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投稿者 kaoru : 2006年7月13日 01:16

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