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2006年4月 4日
vol.48 透視変換を使った3D空間の回転運動
さてハヤシカオルが担当するようになって4回目となるFlashクリエイティブ・テクニックは、「透視変換を使った3D空間の回転運動」をとりあげてみた。
できあがりのサンプルはこちらをクリック。
サンプルを見るとDEEP KICK.com のロゴの周りをグルグルと円状オブジェクトが奥行き感を持って回っている。画面をドラッグするとドラッグする方向と距離に呼応するかのように回転運動に変化を付けることができる。今回はこの「奥行き感の表現」つまり「3次元の運動をFlashでどう扱うのか」について解説している。そのために必要な考え方が「透視変換」と呼ばれるものだ。透視変換の考え方についての詳細は誌面で解説しているので、ここではこの法則を使えば、どういったコンテンツが作れるのかについて、少しだけ語ってみたい。
実は私も透視変換を理解できるようになるまでは、3次元運動の表現がFlashで可能だとは思ってもみなかった。だから最初にこれを作ったときのことは昨日のことのように覚えている。ということは、この原理を使えばテニスゲームのようにボールの落下運動や放物線運動もFlashで表現することが可能になるはず。そこから試行錯誤が始まり、「スーパー・チリタイマーズ・テニス」のプロトタイプを作ってみた。まず最初に重力の表現。重力による運動というのは、下向きの等加速度運動だ。次にバウンドをどう表現するか。上向きに投げ出されたボールは、次第に速度を落とし、ついには速度ゼロになって、重力に引っ張られ、下向きに速度を増して落下していき、地面と接触する。すると反発力が起こって、再び上向きに投げ出される・・・
透視変換を使えば、このような運動もFlashで表現することができる。それが実現したとき、飯を食うのも忘れるほど熱中して試行錯誤していた。つまりFlashにおいて透視変換が最も活用できるジャンル、それはゲームだ。
私が透視変換に関する情報をネットで調べたとき、3Dゲームを制作するための理論として解説した論文が多かった。ということは、ゲーム制作の世界では、当たり前のように使われている理論だったのだろう。
テニスゲームができるってことは、野球ゲームやサッカーゲームだって十分に可能だろう。そう思った方は、ぜひチャレンジして、素晴らしい作品を生み出してほしい。
テクノラティ タグ検索:Flash
投稿者 kaoru : 2006年4月 4日 10:21
