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2004年11月 5日

1988年French Open決勝

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Roland_88.jpgテニスを始めるきっかけになったのは、僕が高校生になったばかりのころ、1988年のFrench Open の男子シングルス決勝戦、マッツ・ビランデル vs アンリ・ルコントをテレビで見たことだった。

それまでテニスというスポーツはまったく知らなかった。ボルグもマッケンローも名前ぐらいは聞いていたかもしれなかったが、大して興味もなかった。
ある日、僕より10才ぐらい年長になるとあるお兄さんが家にやってきたときに、テニスの話になった。そのお兄さんはテニスが好きで、その影響でなんとはなしにたまたま放送していたテニスを見ることにした。それがこの試合だった。
試合そのものはビランデルのほぼ圧勝で、片が付いた。ルコントも果敢に攻めたが、ミスをしないビランデルには勝てなかった。ビランデルのテニスは退屈だという人もいたが、僕には全然そんなふうには思えず、彼のテニスは言葉で表せないほど華麗で精神的に強く、一切の無駄がないように思えた。
いとも簡単そうにパッシングをきめるビランデルを見て、あれなら自分にもできそうだと思った僕は、ラケットを買って近所の公園のテニスコートでおじさん・おばさんを相手にテニスを始めた。学校のテニス部に見学に行ってみたが、体育会系なノリや先輩後輩の関係が面倒くさそうで、自分には合わないように思ったのと、バンドや読書、マンガ制作、散歩、釣り、デートなど多彩なことに生涯たった一度というダービーのような高校時代という貴重な時間を使いたかったので、テニス部に入らなかった。
あれなら自分にもできそうだ、そう思った自分がいかに下手くそでセンスがないか、思い知らされた。ビランデルのようにまったく打てなかった。そのことによって、ますますビランデルのつかみどころのない強さは神の領域に近づいていった。
あれから16年。僕のテニス歴もとびとびながら16年。大して上達もしないが、テニスは僕の普段の生活でなくてはならないものになっているし、ある意味友人の人生も大きく変えている。
もし僕があのときビランデルのテニスを見ずに、テニスを始めていなかったなら、テニスサークルの主宰なんてしてなかっただろうし、そこで出会った人たちと会うこともなかっただろう。
ビランデルに感謝しないとな。

投稿者 kaoru : 2004年11月 5日 14:41

コメント

引退の理由が好きでした。

ビランデルの引退の理由って何でしたっけ?
知っていたら、教えてください。

TBありがとうございます。閉鎖したブログだったので、気がつくのが遅れました。

現在は、http://cousaku.exblog.jp/ で、やってます。

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